クリーニング後はいつまで保管してもらえる?

クリーニング後はいつまで保管してもらえる? まずクリーニング店の形態として個人店・チェーン店・取次店などがあります。クリーニング後の保管をいつまでしてもらえるかというと、最低でも半年以上は可能です。
この中で保管サービスに比較的融通が効くのが、個人店です。常連客なら無料で半年間は預かってくれます。つまりかさばる冬物なら、春に出すと秋口まで無料で預かってもらえるのです。
一方チェーン店や取次店でも保管サービスはありますが、オプション料金が取られてしまいます。
例えばコートやダウンジャケットなら、1着200円程度です。また大手クリーニング店なら、カシミアやシルクの高級コート類や皮革製品などを洗濯後温度・湿度管理が行き届いた保管ルームで半年以上預かってもらえるサービスを実施しています。
そのオプション料金は、1品につき2,3千円かかります。
さらに最近流行りつつある宅配クリーニングでは、無料で半年以上預かってもらえる会社が多く、送料も無料なので好評です。

着物のクリーニング後の保管方法について

着物は大変繊細なものです。滅多に着る機会がない方や日常的に着ている方などありますが、できるだけこまめにクリーニングすることが望ましいです。
クリーニング後は、基本は風通しを良くすることですのでプラスチックや缶でできた容器での保存は好ましくありません。タンスや衣装箱で保管する場合には、直射日光が当たらない風通しの良い場所で保管してください。
また、保管する際には虫がつかないように防虫剤を使用するようにすることと、湿気がこもらないように乾燥材を使うことも忘れないようにして下さい。
防虫剤を使う場合には、直接着物に触れないように注意して下さい。畳んで保管する際には、模様や刺繍、箔が色移りがしないようにやわらかい布をあてるようにして下さい。
そして、風通しの良い日を選んで年に一度程度は虫干しをします。虫干しは、ハンガーにかけ半日程度の陰干しをして下さい。
それ以外の方法では、クリーニングを合わせて着物の預かりサービスを行っているところがあるので、そのようなサービスを利用することもできます。